恵比寿日和
2025.04.05 田島ヶ原観察記録
2025年4月23日
2025.04.05
天気:晴れ
気温:14度
晴れ渡った朝。自転車日和です。
田島ヶ原も前回と比べ濃さがグッと増しました。背景のさくら草公園もお花見で賑わっています。
ノウルシは前回より草丈が高く、ボリュームも感じられます。ノウルシもサクラソウ同様、自生している様子が見られる場所は限られており保護の対象ですが、田島ヶ原ではサクラソウを圧倒するくらい繁殖が進んでいるようです。これでは肝心なサクラソウの個体数の維持ができなくなってしまう、というジレンマをかかえています。
見頃を迎えた植物を駆け足で紹介していきます。
ジロボウエンゴサク
ヒキノカサ
周辺の草丈がまだ低く、どちらの花も小さいながら目立ちます。
かがんでよく探さないと見つからないのはヒロハハナヤスリ。こう見えてシダの一種。
そしてタンポポ。
総苞外片が外に開いているのがセイヨウタンポポ、閉じているのはカントウタンポポ、と習ったのは小学生のとき。この個体はよく見ましたが、閉じているような、開いているような...。
シロバナタンポポも!
地べたに這いつくばるようにして咲いているのはムラサキサギゴケでしょうか。
これから匍匐茎を伸ばし、暴れたような姿になるはずです。
アマナは花期が終わり、蒴果(さくか)が残るのみ。
移ろいの速さに驚きを隠せませんが、草花はそれだけ一日一日の変化を敏感に感じ取り、育っては枯れていくのだと改めて気付かされます。
R.T.
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