活動レポート&里山便り
シルバーウィーク週間に味の素スタジアム補助競技場「みどりの広場」の選択除草を行いました。(プランタゴ主催 オフキャンパス)
感染症対策のため、日程を分けての実施です。
この取り組みも8年目を迎えますが、季節ごとの変化はもちろん、毎年毎年草原の表情が変わるのには驚かされます。
一面にチカラシバが広がったり、エノコログサの王国のようになったりしながら、よりかつての武蔵野の野原に近づいているように思います。
ちょうど秋分のこの時期には、カントウヨメナが群生する中にオミナエシやフジバカマ、ワレモコウが頭を出し、虫たちの声も盛んに聞こえてきます。
関東では珍しいハタガヤ、カラスノゴマが新たにみつかりました。
ハタガヤ
今回の作業ははびこったヤブマメの除去。
参加された方々の熱心な作業で、見違えるように綺麗になりました。
栃木の里山の管理の応援をさせていただいている馬頭里山本舗さんから、活動のお便りが届きました。
今回は、森の草刈りを行ったとのこと。
「草には自粛がないようで、何時も通り大変です。」と、ユーモラスなコメントも。
夏至を過ぎ、里山の緑も日に日に深くなります。
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今年も開かれました。
この活動は、小砂地区の森の環境整備を通じて、地域や都市部の住民との交流をしよう !
と続けているもので、このほど国土緑化推進機構の「ふれあいの森づくり」表彰で理事長賞を受賞しました。
イベントのあった14日は生憎朝から冷たい雨。
森の管理の体験をするはずでしたが、この日は矢澤ナーセリーの矢澤さんの指導で、
インテリア用のナギの鉢植えを作ったり、木工を楽しんだりしました。
ナギは、縁を守る縁起の良い木だそうです
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木工用に集められた様々な木の実
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フウセンカズラの種には可愛いハートの模様
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雨でもお母さんたちの炊き出しはいつもと変わらず
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テーブルにはビュッフェのようにたくさんのメニューが並びました
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2月にしては珍しく暖かい7日の土曜日に、恒例になった冬の里山イベントが行われました。
今回は、本格的な木工体験。
栃木、那珂川町の林業振興会のみなさんの指導を受けながら、木でウサギをつくりました。
インパクトドライバーなど、普段は使わない道具を前に、初めは慣れない手つきも少しずつコツを覚えていくのが新鮮でした。
プロはいとも簡単に道具を扱っているように見えますが、本当は大変なんですね!
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カレーライスとおでんのご馳走に、今回は郷土料理のしもつけも加わって、楽しいお昼の後にもう一仕事。
小春日和の里山の午後はゆっくりと暮れていきました。
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同じような材料を使っていてもできあがったウサギたちの表情は様々です。
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6月24日の里山イベントに参加した夜、一泊して蛍を見ました。
「世界でいちばん美しい村」に登録された那須川町の小砂(こいさご)地区では、
地域ぐるみで環境の再生に取り組んでいます。
その甲斐あって、田んぼにも蛍がかえってきました。
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撮影:米田和久
昨夜蛍を見た棚田。
農薬を控え、林縁の刈り払いを行っています。
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主催は、5×緑も一員の南那珂川町林業振興会です。
「よろこびの森」は、振興会が補助金やNPO里山本舗の寄付金を活用して森林整備を行っている森です。
ヤブだらけだった森をきれいに手入れして、豊かな林床の植物が蘇りました。
午前中は、森の中の植物観察会。
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カマキリの赤ちゃんみつけた!
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今年は、振興会のメンバーが除染のお手伝いをしている、飯館林からも応援が。
お昼の時間は、紙芝居をしてくださいました。
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午後は、水生生物の観察会。
この田んぼも、振興会の手入れによって再生されました。
裸足で泥の中へ。子供たちの歓声が響きます。
メダカ、ミズカマキリ、ケラ、アカガエルやトウキョウダルマガエル...たくさんの生き物を確認できました。
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池にはスイレン。その上をオオシオカラトンボやショウジョウトンボが飛び交います。
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大人も童心にかえって。
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毎回地元の方たちの趣向を凝らした企画が楽しい。
日本には「お・も・て・な・し」の風習があって、今はそれが流行り言葉のようになっているけれど、この里山に来るたびに、昔ながらの本物の「もてなし」がしっかりと残っていることを感じる。そして、訪れたわたしたちの心も温められるのだ。
秋晴れに恵まれ、ホッコリ和む1日となった。
今年はみんなで苔玉づくり
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わたしの苔玉をお地蔵さまにお供え
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どんぐりから育てた苗を仮植。来年山に植えます
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雑木林の散策で出会った野菊(ノギク)、千振(センブリ)、竜胆(リンドウ)
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おやつは昔懐かしい炭酸まんじゅう
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秋空の下、ミニコンコンサートも
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イベントの会場となった小砂(こいさご)地区は、「美しい村」に指定された。
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