恵比寿日和

2025.03.15 田島ヶ原観察

家から自転車で行ける距離に田島ヶ原という草地があります。

近代をむかえるまでは暮らしを支える重要な役割を担っていたものの、工業化が進み著しくその面積を急激に減らす半自然草地。田島ヶ原は何千年もの続いた人間と自然との関わりの断片的証拠ともいえる貴重な場所です。サクラソウ自生地として唯一の国指定特別天然記念物にも指定されており、毎年4月中旬頃、サクラソウの開花に合わせ多くの人が訪れます。

ランドスケープの業界に足を踏み入れまもなく1年。様々な植生の勉強をする中で草原植生についてもっと詳しく知りたいと頭を悩ませていたのです。絶好の資料がこんなに近くにあったとは。せっかくなので散歩がてら植生観察、同定を定期的に行い、共有しようと思います。

2025.03.15
天気:曇り
気温:11度

まだサクラソウは咲いていません。
花期を迎えているのはノウルシとアマナ。

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ノウルシはまだ半分寝ているようなこの地の目を覚まそうとでもするように黄色い花のカーペットを所々に敷いています。

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若葉が出てきているものも沢山。こちらはノカンゾウでしょうか。

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ギシギシ

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ノカラマツ、おそらく。

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ミツバツチグリも花はこれからのようです。

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こちらではホトケノザ、オオイヌノフグリ、ナズナ、ヤエムグラの幼苗(?)の群生。
ホトケノザは都市部でもいたるところでコンクリートの間などから元気に顔を出していますね。

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保護区域脇の法面にはヒメオドリコソウが。こちらはホトケノザと同じオドリコソウ属ですが、ヨーロッパ原産の外来種です。

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この他にも色々育っていますが、ひとまずここまで。
季節の見どころも紹介できるように引き続き観察していきます。

ではまた!

                                   R.T.

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