恵比寿日和

二十四節季便り『霜降』

初候

  第五十二候「初霜が降りる」

  合羽坂の小さな秋。
  カキノキ、ガマズミ、コマユミ。

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次候

  第五十三候「「雨、時々ふる」

  庭のツワブキにたくさん蕾ががつきました。
  フキに似た艶のある葉からツワブキになったと言われています。
  合羽坂テラスの食べられるユニットには、ツワブキとフキが植わっています。

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末候

  第五十四侯 楓蔦、黄ばむ

  電車の中で、軌道敷きに生茂るセイタカアワダチソウを見て、
  ご婦人がお隣の男性に「ほら、見て。女郎花があんなに。
  見事ねぇ。秋の七草よ」とお話しされていました。

  確かに今では、東京の秋の七草はセイタカアワダチソウなのかもしれません。

  楓も蔦も秋色の候、万両の実も色づきはじめました。

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