恵比寿日和
二十四節季便り『春分』
2020年6月23日
初候
第十侯「雀、巣作りを始める」
春が来ました。
次候
第十一侯「桜咲き始める」
昨年「5×緑の学校」で講師をお願いした山本紀久さんと君津で花逍遥。
暖冬の今年は開花が早く、桜が満開で綺麗でした。
「桜は遠く、梅は近く」と、鑑賞の仕方を教えてくださったのは、山本さんですが、
ヤマザクラの古木は、黒々とした幹や枝と赤い若葉、そして花のつくる姿形が見事です。
よく知られているようにソメイヨシノは江戸後期にできた園芸種。
花が散ってから葉が展開します。
野生種で昔から山々を彩ってきたヤマザクラは、花と葉が一緒に出ます。
そういえば、日本画の桜の多くは花と葉が描かれていますね。
末候
第十二候「雷が鳴り始める」
里山ユニットがうちに来て3度目の春。
3月の初め、春の訪れと共に咲くピンクの花、ウグイスカグラ。
葉が出る前に咲いてた花が、今年は葉だけが繁っていく。。数日経ってひとつ、
ふたつとピンクの蕾がふくらんで、咲いてくれました。
やっとうちにも春が訪れました。
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