恵比寿日和

二十四節季便り『春分』

初候

  第十侯「雀、巣作りを始める」

  春が来ました。

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次候

  第十一侯「桜咲き始める」

  昨年「5×緑の学校」で講師をお願いした山本紀久さんと君津で花逍遥。
  暖冬の今年は開花が早く、桜が満開で綺麗でした。

  「桜は遠く、梅は近く」と、鑑賞の仕方を教えてくださったのは、山本さんですが、
  ヤマザクラの古木は、黒々とした幹や枝と赤い若葉、そして花のつくる姿形が見事です。

  よく知られているようにソメイヨシノは江戸後期にできた園芸種。
  花が散ってから葉が展開します。
  野生種で昔から山々を彩ってきたヤマザクラは、花と葉が一緒に出ます。
  そういえば、日本画の桜の多くは花と葉が描かれていますね。

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末候

  第十二候「雷が鳴り始める」

  里山ユニットがうちに来て3度目の春。
  3月の初め、春の訪れと共に咲くピンクの花、ウグイスカグラ。
  葉が出る前に咲いてた花が、今年は葉だけが繁っていく。。数日経ってひとつ、
  ふたつとピンクの蕾がふくらんで、咲いてくれました。
  やっとうちにも春が訪れました。

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