恵比寿日和

二十四節季便り『小満』

初候

 第二十ニ候「蚕起きて桑を食む」

 甘い香りが漂っていました。
 イボタノキより葉っぱが大きいので、オオイボタでしょうか。

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次候

 第二十三候「紅花盛んに咲く」

 キリンソウ(麒麟草、黄輪草)
 選択除草より

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末候

 第二十四候 「麦秋至(むぎのときいたる)」
 麦の穂が実り始めるころ。

 卯の花(ウツギ)の垣根が夏の到来を告げていました。

 唱歌「夏は来ぬ」を懐かしく思い出しながら歩きました。
 ー卯の花の匂う垣根に、ほととぎす早も来鳴きてー

 卯の花の垣根は源氏物語の昔からあったようです。
 紫式部は、光源氏の六条院の夏の屋敷に卯の花垣を巡らせました。
 京の都にあって山里の風情を楽しむためのデザインとして。

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