恵比寿日和
二十四節季便り『立春』
2019年4月17日
初侯
第一候「東風(こち)、氷を解く」
立春。
春を伝えてくれるコブシの蕾も嬉しそうにみえます。
次侯
第ニ候「うぐいす鳴く」
寒波がきていますね。
それでもフキノトウが芽を出しました。
周りの若葉の緑も鮮やかで、ここはもう春ですね。
末候
第三候 「魚上氷(うおこおりをいずる)」
のあとの寒さを春寒(はるさむ)と言い、
春先になって寒さが戻り水辺にまた張った氷を薄氷(うすらい)と言うそうです。
春が行ったり来たりしながら次第に暖かくなってゆきますが、
それにしても今年は寒暖差が極端な気がします。
魚たちが温んだ川の氷から姿を見せる候。
合羽坂のオフィスの庭では、余寒に耐えて白梅が一輪だけほころんでいました。
梅一輪 一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪
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