恵比寿日和

二十四節季便り『立春』

初侯

 第一候「東風(こち)、氷を解く」

 立春。
 春を伝えてくれるコブシの蕾も嬉しそうにみえます。

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次侯

 第ニ候「うぐいす鳴く」

 寒波がきていますね。
 それでもフキノトウが芽を出しました。
 周りの若葉の緑も鮮やかで、ここはもう春ですね。

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末候

 第三候 「魚上氷(うおこおりをいずる)」

 のあとの寒さを春寒(はるさむ)と言い、
 春先になって寒さが戻り水辺にまた張った氷を薄氷(うすらい)と言うそうです。
 春が行ったり来たりしながら次第に暖かくなってゆきますが、
 それにしても今年は寒暖差が極端な気がします。
 魚たちが温んだ川の氷から姿を見せる候。

 合羽坂のオフィスの庭では、余寒に耐えて白梅が一輪だけほころんでいました。

 梅一輪 一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪

 第三候.jpg

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