恵比寿日和
遠野滞在記:一度は遠野へ
2014年6月 1日
東京は、夏を思わせるような暑い日が続いています。
そんな中、5月初めに行った遠野のことが、すでになつかしく思います。
今頃は、田植えも終わり初夏の風景に変わっているのでしょうか。
「一度は遠野へ行くといいよ」
東京で聞く「遠野=QMCH」はなんだか夢物語のよう。
西村さんの「人の居場所をつくる」を拝読してみて、
田瀬さん達のやろうとしていることがようやくわかったような・・・。
「やっぱり、一度は行ってみたい。」
今回、GWの遠野を尋ねるチャンスをいただき
初めてのQMCHへ。
そこは、ずっと昔からこんな風景であったかのような場所でした。

(↑あたかも以前からそこにあったような桜。10年前に植樹したとは、言われなければ気が付かない)
そして「水」も。
水が豊かに溢れだして・・・。これも田瀬さんの土地を読む力の賜物なんだとか。

(↑こんこんと流れている井戸水。もちろん飲めます。おいしいです)
そこに、馬がいて、人がいて。


(↑馬と人が何気なく一緒にいる、それがあたりまえと感じる風景。)
神様がいて。


(↑QMCH脇にあるひっそりと神秘的な場所。巨大な杉の御神木が)
ハレの日があって。








運良く、5月6日は駒形神社の祭事。

馬のお祭りです。
人と馬は減ってはいるけれど、
過去から受け継がれた土地の祭りが
今もひっそりとおごそかに行われていることに、土地の人々の誠実さと時間を感じます。
そして、その場所に田瀬さんも立っていて。
田瀬さん達がこの土地にかかわってきた時間と、努力を思います・・・。
QMCHは夢物語ではなくて、思いを実現していく場所でした。
この先も、
この土地の人々と田瀬さん達QMCHと、
ここに集まるであろう人々が一緒になって、
この土地の風景をつくってゆく志。
「ただやること。」「それが風景になる」
ずっと、残っている言葉です。

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