恵比寿日和
味噌作り
もともと東京のように夏場暑いところでは味噌作りはむかないと思っていたのですが、
豆種菌という発酵食を提供しているお店でたまたま友人と「東京だと味噌作りは無理だよね~。
日中締め切った部屋だとものすごく暑くなるしね~」と話していたら、これを耳にした店主さんが「できますよ!」と笑顔でひとこと。
店主さんによるとその夏の暑さを越したものが断然美味しいとのこと。
この言葉に背中をおされ、2年前に初めて味噌作りに挑戦したのでした。
そして暑い夏越しした味噌は、本当に美味しかった!
時間を増すごとに熟成されていき、その変化も楽しくて。
その成功体験?に気を良くした私は今年も仕込みましたよ~。
■材料はこちら (約4kgの味噌ができます)
・大豆 1kg
・生米こうじ 1kg
・塩 約430g
・種味噌 250g
・消毒用アルコール 大さじ2~3
本当は種味噌に自家製味噌を使いたかったのですが、食べ切ってしまったので、
今回は海の精の玄米味噌を使用しました。
消毒用アルコールは、果実酒作りであまったホワイトリカーを使用しました。
■では仕込みです。
①一晩水につけた大豆を指先で軽くつぶせる程度までゆでる。
煮汁は300ml程度種水用としてとっておき、熱いうちに塩43g(分量外)を加えておく。
②ゆでた大豆を熱いうちにつぶす。
*前回はすりこぎやマッシャーを使いましたが、今回はビニール袋に入れてつぶすことにしました。
木べらや麺棒も使ってみたのですが、手でつぶすのがやりやすかったです。
暑いので軍手をして、歌をうたいながらつぶす娘
③よく手を洗ってから、カメを熱湯消毒し、内側をアルコールでふいたあと、底に塩(分量外)を
まんべんなくふる。
*我が家ではカメの代わりに、パスタパンを使用しています。
⑥小指がすっと入るくらいのやわらかさで、よく混ざったらおにぎりくらいの大きさの味噌だんごを作る。
固い場合は①でとっておいた種水を加えて調整する。
⑦味噌だんごをカメに数個ずつ詰めて、手のひらでつぶし、空気を抜くようにまんべんなく
敷き詰めていく。
⑧全部詰めたら平らにならし、カメの内側とふちをアルコールできれいにふく。
空気にふれないよう上面をラップで覆い重石をする。
*我が家では重石の代わりに塩をビニール袋に入れたものを使用しています。
天地返しをする梅雨の頃までそのまま置いておきます。
今年の味噌はどうなるか?う~ん、楽しみです。
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