恵比寿日和
祈り
2011年3月16日
星空を仰ぐと、幾千もの無念と幾万もの悲しみが降ってくるようで、息が詰まりそうになります。
その傍ら、道すがらの人々や日常を共にする人々の眼差しがいつもより少し優しいのに気づきます。
共に大きな悲劇の中にあることへの暗黙の了解、それは互いに手を携えてこの危機を乗り越えていこう、という静かな決意の表明であるのかもしれません。
春の花がつぼみを膨らませ始めました。
その確かさ、揺るぎなさに、希望の文字が重なります。
願わくは、空を覆うような悲しみにもまして、希望の光が地にあふれますように。
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