恵比寿日和
お庭のお化粧
2010年4月26日
1年半ぶりに我が家の庭の剪定をしたことは3月29日のブログ「お庭の散髪」の通り。
その時にも書いたけれど、うちの小さな小さな庭は、デザインと骨格づくりは、5×緑の産みの親でもあるプランタゴの田瀬さん。そして植栽は愛植物設計事務所会長で紫綬褒章を叙勲された山本さん、というこの上なく贅沢なキャスティングでてきた庭で、それだけは自慢です。
というわけで、我が家の「庭師」はもったいなくも山本さん!ということになっているのですが、その山本さんが「10年近くたって木も育ち、枝が上がって足下が寂しいから、少しお化粧をしましょう」と言ってくださいました。
すわっ!というわけで、再び5×緑のT井さんやK西さん、アイドルのKOHARUちゃんが集結。なぜか「男手が足らん」と言われて招聘されたM垣さんの旦那様TON-CHANも加わって、植栽作業と相成ったのです。
春には香りを、秋には紅葉を、と山本さんの選んでくださった木々が庭に植えられていきます。
ヒサカキやマンリョウ、ゴモジュ、ヤマアジサイ、カンスゲ、ハナニラ、シモツケ・・・
自然の中に、道が切り開かれたかのように、同じ樹種を左右それぞれに、
常緑を背景に落葉を配し、
四季折々のみどころをつくる。。。
小さな庭にも山本さんの巧みが生かされています。
山本さんはアメリカの造園家ブレンダ・コルビンの言葉をひいて、「造園家の役割は科学と芸術のかけはし」とよくおっしゃるけれど、山本さんのお仕事を見ていると、いつもその言葉を思い出します。
植物に対する科学的知識と審美性と、二つが両立して「美しい庭」はできあがるのだと教えられますが、山本さんには、そこに草木へのつきせぬ愛情が加わっていることを感じずにはいられません。
ところで、仕事をする山本さんがカッコイイので、TON-CHANが山本さんを連写!!
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