恵比寿日和
木婚式の里山ユニット
11月の3連休の最終日、夫とふたりで5×緑のユニット生産拠点でもある「矢澤ナーセリー」を訪問しました。
去る10月に結婚5周年を迎えた私たちは、何か記念になるものが欲しいなぁと
考えていました。 でもアクセサリーや食器はありきたりだし・・・と悩んでいたときに
結婚5周年というのはイギリス式で「木婚式」であることを知りました。
「5」周年で、「木」・・・となると、それはもう「5×緑」しかない!というわけで
ユニットをひとつオーダーすることに。
5×緑のスタッフとして働くようになってもう1年以上たちますが、ナーセリーを訪問する
機会に恵まれていなかったこともあり、これを機に生産現場の見学を兼ねて
ユニットは自分で作ってみたら?!というありがたいお話に。
木婚式の記念品ということで、夫とふたりで里山ユニットの製作体験をすることになったわけです。
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矢澤ナーセリーは、茨城の田畑に囲まれたのどかな場所にあります。
オーナーの矢澤さんは、ここで日々植物たちに囲まれて仕事をしています。
矢澤さんは本当に植物のことをよくご存知な上に、もともとは環境計画や造園の
コンサルタントでしたので、本当にお話が上手なのです。夫婦ですっかり聞き入って
しまいました。
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さて、肝心のユニット製作開始です。何も入っていない金網のカゴからはじめました。
今回我々がオーダーにしたのは、背面パネル付きのスリムタイプユニットです。
矢澤さんが細かく指導してくださいますが、なかなか思うようにいきません。
すべてが手作業なので、やはり知識と経験が必要な工程です。
夫婦であれこれ悩みながら、共同作業をすすめていきます。
5×緑では、人工軽量土壌の「アクアソイル」を使います。
保水性が高くて軽いので、都市緑化にはぴったりです。
見た目にも白い粒がとってもきれいなんです。
なんとか土台ができあがったら、やっとランチタイムです。
こうやってひとつひとつ手作りされているユニットですが、数が多くなると
なかなか大変な作業になるんだろうなぁ・・・・と実感です。
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午後からは、植え込む植物を選びます。矢澤さんからひととおり説明を受けると
夫婦であれこれと悩みながら植物を選んでいきます。難しいけれど
一番楽しい工程かもしれません!
夫もすっかり植物選びに夢中でした。普段はIT系を仕事をしているのですが
矢澤さんと植物の魅力にどっぷりはまってしまい、今にも矢澤さんに弟子入り
してしまいそうな勢いです。
次は、選んできた植物を配置します。ここが一番難しい!
ひとつひとつ好きなものを選んできても、全体のバランスを整えるのが
難しいのです。性格もでてしまうところですね・・・
散々置いたり外したりを繰り返した結果、こうなりました。
どうでしょう、里山の風景にみえますか?
ちょっとよくばりなところが、私たち夫婦らしいかも!!
最後はこの植物たちをひとつずつアクアソイルの土台に植え込んで、少しお化粧をして完成です。
すっかり日も暮れる時刻になっていました。
まさに1日がかりの作業ですね。
矢澤さんがつくってくださるユニットに比べると、すこしデコボコな印象ですが(笑)
ふたりで一生懸命つくったので、よい記念になりました。
大切に育てていこうと思います。
もちろん、お客様のユニットは、矢澤さんがひとつひとつ心を込めて
つくっています。今注文されている皆さまは、ぜひ楽しみに待っていてください!
これまでに、馬頭の里山を訪れ、守ろうとしている風景と営みを知り
アネックスがプロデュースし、田瀬理夫氏がデザインを手がけた
遠野のクイーンズメドウ(※)にて5×緑の原点に触れ、
そして今回やっと、「5×緑」が形になる現場を体験することで
小さな欠片がつながってきました。
お客様ひとりひとりに、すべて同じ体験をしていただけたら、5×緑のことを
もっとよくわかっていただけるかもしれません。でも、なかなかそうもいきませんよね!
なので、このストーリーを、メッセージを、皆様にいかにうまく伝えていけるのか
もっと考えていこうと思っています。
(※)遠野のクイーンズメドウについては、後日レポートをアップ予定です。
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