岐阜県岐南町の在宅医療施設「かがやきロッジ」が今年のグッドデザイン賞金賞を受賞しました。
出典:「GOOD DESIGN AWARD 」サイト
クリニックに必要なスペースは全体の4分の1のみ。「地域の方々とのつながりを創出し『最期まで住み慣れた家で暮らせる地域』を、200年かけて育むこと」を目指して、残りのスペースを「こども食堂」に使うなど地域に開かれたつくりになっています。
事業主体は、医療法人 かがやき。プロデューサーにはリビングデザインの西村佳哲さんが加わっています。
ディレクター兼設計は、安宅研太郎さん。
ランドスケープデザインは、田瀬理夫さん+ 微気候デザイン研究所の清水敬示さん。
5×緑の緑化システムも使われています。
施設のデザインのポイントは、以下の3点だそうです。
新しい試みが評価されたことは、これからの地域医療にとって大きな励みになると思います。
1.目的:0歳から100歳を超える人までの出会いと創発・教育そして未来の人達へのギフトとなる「場」の創造
2.手段:リビングを中心に食・遊び・音楽・医療が融合し、自由とセキュリティを両立する空間づくりと活動
3.効果:身体の健康だけでなく、つながりやいきがいも含めた「あたらしい健康」を支える生態系が生まれている
受賞の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.g-mark.org/award/describe/49721
■使用されている5×緑のシステムの概要はこちらをご覧ください。
https://www.5baimidori.com/worksnow/2017/000988.html