活動レポート&里山便り

森と木の住まいづくりフォーラムの刈り払い・間伐講習会

NGO大地を守る会の専門委員会「森と木の住まいづくりフォーラム(略:森すま)」主催の
刈り払い・講習会が馬頭の森で開催されました。

森の管理をボランティアで進める「森すま」の皆さんの技術習得のために、5×緑の里
山ネットワークでもある、山のプロフェッショナル、佐藤さんたちが講師を務めました。

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参加者はほとんど初心者ばかりの16名。
「森すま」のメンバーと、森づくりの活動に関心のある大地を守る会職員有志の皆さまです。

「森すま」では、筑波山麓で1.3haの森を借り受けて、生産者の方々とともに整備を進めており、
今回の講習では、その活動にあたって安全に作業するための機械(刈払機、チェーンソー)の
基本的な使い方、作業方法を学びました。

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佐藤さんからは「皆様とても熱心で、積極的で、時間が足りず、今度は1泊でということで
解散しました」というお便りが届きました。

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今回の講習会は、「栃木県森林組合連合会主催の林業就業希望者講習会で佐藤さんが
実技の先生をしましたという里山便りを見た大地を守る会の方からご連絡があり、
実現しました。 佐藤さんや馬頭の森の叡智が広く生かされていくことは
大変うれしいことです。


※ご参考:森と木の住まいづくりフォーラムの概要

大地を守る会の取り組む市民運動の一部門。
現在、日本の木材自給率は20%程度。日本の森は荒廃が進み、手入れをする林業
従事者も年々高齢化が進んでいます。一方、住まいに目を向ければシックハウス
が社会問題となり、その健康被害が各地で報告されています。このような状況を
前に、「日本の森を守っていくこととは」、「安心できる住環境とは何だろう」
ということをきちんと考え、森と家をつなぐ活動として一歩ずつできることから
取り組んで行きたい、というのが森すまの活動テーマです。









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