活動レポート&里山便り

緑育 高校生のユニット製作体験

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慶応大学との共同研究の一環として、川崎の大師高校で行った里山ユニット製作体験教室を行いました。


今回の体験授業では、製作体験の前に大学生(慶応大学の共同研究参加学生/慶應+日本大)による事前授業があり、事後にも授業を行うという中身の濃いものでした。


高校生たち、とても頑張ってユニットを作ってくれましたし、大学生の問いかけのなかで、5×緑の里山ユニットを自分たちの生活に引きつけて考えてもらえたようで、とても嬉しかったです。

 

 

日本大学の小島さん報告より。
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■テーマ:
取り纏めの回として、「5×緑で創り、伝える」をテーマにプログラムを組みました。

■時間:56時限(1330142014301520

■内容
5時限目>
11201205のおさらいをPowerPointで説明。

12055×緑を仕立てた生徒と担当した大学生と一緒に、「5×緑の題名、題名の由来、定植した植物の名前、特徴」をA4用紙にまとめ、班毎に発表してもらいました。また、まとめた用紙はラミネートして5×緑に取り付けました。

6時限目>
5×緑を使った緑化デザインを個人に自由にB4のケント紙に描いてもらい、簡単なデザインコンペを行いました。

発表項目は、
「題名、どこに5×緑があるといいかorどんな5×緑なら欲しいか?、その効果などの設定」としました。
一人一人の作業、発表の緊張感と笑いありで盛り上がったように思います。

出てきたものとしては、
砂漠に5×緑を持ち込んだ作品、公共トイレを5×緑で緑化した作品、高速道路の緑化や自動車、自転車と5×緑を併せた作品、自分のベットを5×緑した作品と様々でした。

みんなの投票で一位を取ったのは、テレビと5×緑を併せた作品でした。
テレビを見た目を緑で癒して、また家族の目線が集まりやすいところに緑があるといい、マツを植えたらおじいちゃんが盆栽にして。などの細かい設定もありました。

里山を意識した作品は出せなかったのですが、
生徒みんなが思い思いに5×緑を展開させて自分で表現し、発表したことは大きなことだったかと思います。

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■ご報告する事柄として
・感想はたくさんあって書ききれません。
・最初のおさらいで、12/05の写真を映した時はみんな思い出深かったようで、反応多かったです。みんな土壌硬度15mmは覚えていました。経験させることは大切だと実感です。
・きっと今は生徒たちにはただの思い出なのかもしれませんが、今後の高校生活や環境・緑について考える場面があったとき、きっと役立つ授業ができたと思います。
・また一連の5×緑を使用した今回の授業を冊子などの記録に残すべきだと思いますが、いいかがなものでしょうか?
・最後に、赤塚先生、矢澤さん、宮田さん、大澤先生、松山先生、中村先生、そして大学生スタッフの皆様本当にありがとうございました。お疲れさまです。
取り急ぎですが、以上です。
長文失礼いたしました。
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