活動レポート&里山便り

畑の棚田 アゼターフ生産依頼

3月27日28日と滋賀のアゼターフの生産のお願いに、滝本、宮田で滋賀の畑の棚田にうかがいました。

 

当日は、ボランティアで棚田の管理をされている宮脇さん(ウルトラパワフルな75歳)と松本さん(通称マッちゃん 35歳)が出迎えてくださいました。

 

 

棚田は春まだ浅いながら、フキノトウやショウジョウバカマの花が咲き*写真1.2(馬頭の森の佐藤さんの山ほど豊かに群生しているわけではありませんが)、棚田に春の訪れを告げておりました。

 

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写真1                        写真2

 

 

田瀬さん案の畦の幅を広げてアゼターフの採取地をつくる、という提案、宮脇さん達は「まかせてくれ」という感じで、大いに乗り気になってくださいました。

宮脇さんはご高齢だし、人手も少なくなっているとのことでしたので、東京からマンパワーを投入しないといけないのでは、と心配していましたが、宮脇さんは「心配しなくて大丈夫」という感じでした。耕耘機もあるし、道具もあるそうです。

(確かに宮脇さんは私の100倍元気なのではないかと思います‥‥後で宮脇さんの多趣味ぶりを詳述しますが。。。)

とはいえ、最初はつくり方の指導も必要だと思いますので、私たちが行って一緒に作業することになると思います。

ただ、「これからどんどん草が出てくるので、早く作業はした方がいい」とのことでした。4月中には始めたいとの意向です。

 

 

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宮脇さんたちが管理している棚田は10枚あり、まず生産地の候補になりそうなのはNO.10とのこと。

 

*左写真参照(左側の一番下がNO10。その上のNO9と8も候補にあがっていました。一度に3枚ということもお願いすれば大丈夫かもしれません。最終的には田瀬さんにも現地を見ていただいて、決めたいと思います)

 

 

 

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畦の幅は現況で70センチから1m程度あり、倍にするとすると

1.5mから2mの畦幅になると宮脇さんはおっしやっていました。

*写真右

 

畦の再生の様子などは、お願いすれば松本さんがデジカメで撮って送ってくださるそうです。

栃木の馬頭の森のお話もさせていただきましたが、松本さんが「行ってみたい」とおっしゃっていました。側から宮脇さんも「自分も時間があったら行く」と宣言(?)されていましたので、思わぬところで東西交流となるかもしれません。

もしかしたら、慶應の学生さんたちもみえられるかもしれない、こともお伝えしました。

 

駅まで宮脇さんに送っていただく帰り道、琵琶湖の湖面から、それは見事な虹がかかり、宮脇さんに「私たちの先行きは前途洋々ですね」と声をかけると「あなた方のいい思い出になってよかった」と言ってくださいました。

 

というわけで、栃木につづき、滋賀でも心温まるフィールド訪問となりました。

 

付記:ウルトラパワフル70's宮脇さんの日常

棚田に行くのは週2回

埋蔵文化財の発掘と測量のお手伝いをしている

野菜は自宅でつくる

劇団をやっていて老人ホームを慰問にまわっている。このあいだは花咲爺をやったとのこと(主役ですね!)

水彩画が趣味。時々山に登って絵を描く

ダンスが得意。

 

 

     

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