5×緑ニュース

街の木を活かす

街で伐採される木を使って、家具や生活道具などをつくり、街に戻すーそんな取り組みをしている人たちがいます。
「マチモノ~街の木を活かすものづくりの会」。
http://machimono.web.fc2.com/


街では私たちが思う以上に多くの木が伐られゴミになっています。
そんな木を引き取りに行き、製材し、ものをつくる-----製材として商品化され、安定的に供給される材を使うわけではありませんから、苦労も多い。使える部分がほとんどなかったり、狂いが多かったり、それでも街の木を活かすことにこだわっています。

これまでに扱った木は100種類を超えたそうです。
普通は家具にしない種類も多く、試行錯誤の繰り返しであったろうことは容易に想像がつきます。

そんなマチモノに共感して「東京・私の森.jp」が「お気に入りの樹種を選んでカッティングボードを発注する呑み会」を開いてくださったので出かけました!

マチモノの代表の湧口善之さんからスライドを見ながらお話しを聞きました。

校舎の建て替えで伐採されることになったヒマラヤスギは新しい施設で使う木材になり、プラタナスは子供たちと一緒にベンチをつくったそうです。

「捨てずに活かすことを選べば新しい物語がはじまります」
「街の木を負債でなく資産に」と湧口さん。
ますますカッティングボードを選ぶのが楽しくなります。

エノキ、クルミ、ナラ、ニッケイ、ヤマザクラなど。並んだ板から好きな材を選び、デザインを想像しながらカッティングボードの製作をお願いします。
集まった人たちでワイワイ言い合い、湧口さんにも相談しながら、こんな風に木と接することもできるのか!と新鮮でした。

私が選んだのは桜新町にあったヤマザクラの板。
完成まで待つ-----これがまた格別の楽しみでもあります。

製材された街の木。好きな材を選んでカッティングボードを作ってもらいます。
写真は湧口さん。
材.JPG伐られてしまった街の木を材料にしたカッティングボード。クルミ、ナラ、ヤマザクラなど材は色々。
カッティング.JPG木の形を生かしたカッティングボード。お料理が一段と美味しく見える。
カッティングボード.JPG





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