赤坂に新しく建てられた高層のオフィスビルの足元の緑化基壇が完成しました。
緑化基壇は、青山通りに面した南側から東へ、そして北側へと連続しています。
現地は、勾配の大きい地形である上、建物側は建築の躯体に沿って正確に緑化基壇が形成される必要があります。7段積みの大壁面が躯体に沿って回り込み、階段上の緑化につながる、という複雑な構成をしている箇所もあります。
通常は、コンクリートにタイルや石張りで作つくられる植栽帯ですが、植え枡そのものを緑でつくる、という新しい試みの緑化です。
緑化ユニットが7段積みされた壁面。東側の緑の大壁は、北へ回り込んで階段上の緑化とつながる。
建築の階段の高低に合わせて設計された緑化基壇
基壇は全て下の写真のようなカセット式の側面植栽用ユニットでつくられている
円形の柱周りはアールの金網で囲う
庇の上には里山ユニットが並ぶ