5×緑ニュース

在来種の選択除草

武蔵野の森総合スポーツ施設・西競技場(東京都調布市飛田給)のトラックは、「緑化構造体」ともいうべき、緑の壁(土塁)にぐるりと取り囲まれています。

春の芽吹きの時期を迎え、花の咲いた土塁は、竣工時から一段、緑が厚みを増しました。

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この競技場の西側は、一般の市民が自由に入れる「みどりの広場」になっています。

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ノシバの植えられた広場の中には、今や稀少となった、日本に昔からある在来の草花が
混植されています。

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除草はこの在来種の草花を残し、外来種を取り除く「選択除草」が必要となります。

6月28日、この競技場のランドスケープを担当した(株)プランタゴのセミナーに大学生らが
参加し、「みどりの広場」にある植物の種類を確認しながらの除草作業が行われました。

武蔵野の森の西競技場は、都市の施設の中に、どのようにして地域の植物を保全し、

生かすかを学べる格好の事例でもあります。

参加した人たちは、そうした草花の豊かさと共に、その存続の危うさも同時に感じながら、
作業を行いました。



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まずは除草する植物の確認 

 

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左:選択除草前 → 右:選択除草後

 

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17s.jpgのサムネール画像  18s.jpgのサムネール画像 
残した植物たち(左からウツボグサ、カワラナデシコ、ミソハギ)


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除草した草で作ったバイオネスト

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