5×緑ニュース

「緑化構造体」でスタジアムをつくる / UIA企画展示

東京都が建設中の「武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)陸上競技場」は、スタジアムの外周が、
すべて金網に植栽を施した緑の構造体でつくられています。
(日本設計/ランドスケーブ協力:プランタゴ)

これまでの緑化は、壁面緑化や屋上緑化というカテゴリーでとらえられてきました。
ともすると「緑」は「意匠」として扱われる面がありました。

「武蔵野の森」の陸上競技場は、従来の緑化の枠を超えて、建築の構造自体を緑でつくる、
いわば「緑の建築」であり、建築の新たな可能性を拓くものといえるでしょう。

未だ施工中のこのプロジェクトに関する展示をUIA(国際建築家連合)の企画展「2050 EARTH CATALOGUE」でご紹介します。

●会場 東京ビル TOKIA 1階ガレリア
   東京都千代田区丸の内2-7-3
●会期 2011年9月23日~10月2日

この会場では、「2050 EARTH CATALOGUE展」実行委員長の中村勉氏設計による保湿レンガと
緑化ユニットを組み合わせた環境配慮型建築のモックアップモデルも展示されます。

いずれも5×緑の緑化システムが使われています。

R0021214.JPGのサムネール画像 R0021243.JPGのサムネール画像


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