さいたま市浦和区。
別所沼公園にほど近い、閑静な住宅街におすまいのKご夫妻。
3階建の住宅を購入後、手つかずだったお庭を四季を通じてさりげない
野の花が楽しめるような
お庭にしたいと、とご依頼をいただきました。
普段使っていない、道路に面したコンクリートの駐車スペースと奥の地面の部分
が今回の緑化の対象区画。
手前の駐車場スペースには里山ユニットを並べ、奥の地植え部分につなげることに
よって、つながりのある奥行き感のあるお庭とすることが、テーマの一つでした。
植栽のハイライトはご夫妻がお好きな、紅白の梅2本(白加賀)(紅千鳥)。
春まっさきに可憐な花をつけ、花が終わると実も楽しめるとあって、「春の楽しみが一気
に倍増される」こと間違いありません。
工事は梅雨の合間を縫って一日で終了。
短時間でのあまりの様変わりに
「マジックだ」(笑)
を連発いただきました。
梅のほかに、イロハモミジアマチャ、シラカシ、アラカシ、シロダモの樹木の足元には
ジンチョウゲ、ハギ、ツワブキ、コゴメウツギ、アセビ、ガクアジサイ、ムラサキシノブ
などなど。
完成後、ご近所さまからの評判も上々で野趣に富んだ折々の花々を今から心待ちにされて
いらっしゃいました。
BEFORE
AFTER
里山ユニット
紅白の梅の木、紅千鳥と白加賀の見分け方は、幹の断面の色で判別するそうです。
↑上の写真は断面が赤いので紅千鳥だとわかります。
↓下の写真は断面に色が付いていないので白加賀だとわかります。
水場も新しく、アマチャが添えられています。