「ZEB」達成! 鬼塚電気工事新社屋の建設プロジェクトが1冊のウェブマガジンに

省エネと創エネでエネルギー収支を0%以下にする「ZEB」を達成した、大分の鬼塚電気工事株式会社の建設プロジェクトが一冊のウェブマガジンにまとまりました。

▼月刊「杉」WEB版 2023年6月号
「鬼塚電気工事 ZEB社屋に集まった思い」
http://www.m-sugi.com/

ここには、鬼塚電気工事の尾野文俊代表取締役をはじめ、施主、設計、施工、そしてここで働く社員のみなさんが、それぞれにこのプロジェクトへの思いやかかわりを綴っています。
5×緑もページをいただき寄稿させていただきました。
http://www.m-sugi.com/137/m-sugi_137_08.htm

この新社屋は、ZEBを達成しただけでなく、脱炭素化に向けて建物の木質化に取り組み、使われている杉はすべて大分県産材というこだわりの詰まったビルです。
太陽光発電やグリーン水素利用の純水素発電、風力発電も備えた津波避難ビル・BCP電源対策ビルとなるなど地域の防災拠点としての機能も備えています。

「環境対策と地域貢献」、明快なテーマがあって、しかも社会的な課題へ真剣にチャレンジする―――このようなプロジェクトの力が、参画する人の思いを結集させることにつながりました。

私たち5×緑は、大分川を見晴らす屋上テラスに、壁面緑化を兼ねた里山ユニットをお届けしました。(2022年3月)
地元の生産者さんのご協力をいただき、もちろん植物は大分の在来種です。
常緑低木 スダジイ、タブノキ、ナナメノキ、アカガシ、ハクサンボク、モッコクなど 33 種類。
落葉低木 アオハダ、ガマズミ、シロモジ、タンナサワフタギ、ゴンズイなど 36 種類。
草花 アキノキリンソウ、シロヨメナ、フユイチゴ、クマワラビ、ミツバツチグリなど 27 種類。
グリーンウォールのためのツル植物には、テイカカズラが使われました

新社屋は、完成後多くの見学者の訪れる場となり、日経ニューオフィス賞やウッドデザイン賞、大分県より女性活躍推進事業者の表彰を受けるなど高い評価を受けています。

ウェブマガジンは、ZEBや木質化といった難しい建設のハードルをクリアするための参考資料としても、またひとつのプロジェクトに取り組むチームの物語としても読みごたえのある内容になっています。
ぜひご一読ください。

月刊杉WEB版 2023年6月号.jpg

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