5×緑ニュース

5×緑の学校 「田瀬理夫さん、西村佳哲さんと過ごす遠野ツアー」レポート

6月23日
快晴。
ツアーメンバー到着。
早速、田瀬さんたちが長年にわたって環境をつくりあげてきたクィーズメドゥ カントリーハウス(QMCH)の周りを散策。
駒形神社から地下水を汲み上げる井戸を周り、ハフリンガー種の馬のいる草地へ。
アオゲラホールで田瀬さんから施設についてお話を聞く。

夜は、明日見学する「三田屋オフキャンパス」についてスライドで予習。
遠野に移住した清水敬示さんが飛び入りで、自然を活かしたパッシブな住環境づくりについて
ミニ講座。
▶︎清水さんは長年の研究成果を実践すべく、遠野でセルフビルドの自宅を建築中。
膨大なデータと実践に裏打ちされた清水さんの「快適な住まいづくり」の講座が今月からQMCHでスタートする。
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6月24日
快晴。
午前中、青々とした森の中を田瀬さんや西村さんと散策。
午後「三田屋オフキャンパス」を見学。
▶︎「三田屋オフキャンパス」は、遠野郷一の呉服屋だった町家を遠野の高校生や東京の専門家、大学生らが協働して再生させるプロジェクト。町家の図面づくり、ヒアリング調査、補強工事、清掃などすべてこの枠組みにおいて進めている。
昨年からランドスケープチームも加わり、共有地のような裏庭の使い方などが明らかになってきている。

三田屋見学の後は、アオゲラホールで田瀬さんや西村さんを囲んで語らい。

夜はQMCHに早池峰神楽の平倉神楽衆を招いて神楽を見る。
早池峰神楽は遠く古事記の神話を今に伝えている。
新月の夜、闇から浮かび上がるような神楽の舞はこの土地の風土や自然観を強く意識させた。

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6月25日
時々小雨。午後から薄日。
遠野の馬が放牧されている荒川高原へ。
遠野では農繁期の夏の間、馬を山あげする。
訪れた時は約100頭の馬が放牧されていた。
霧の中から馬群が現れる幻想的な風景。
馬たちと過ごす時間はいつでも特別なものだ。
QMCHに戻り、外でランチをしながらQMCHで馬の世話をする徳吉英一郎さんから馬のお話を聞く。

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