5×緑ニュース

宅地の野の花

5×緑の里山ネットワーク、馬頭の森で育った野草が、茨城県の新しい住宅開発地を飾ることになりました。
宅地の外周に植えて、住宅地の周りを里山の植物で囲もう、という計画です。

春先に植えられたばかりで、一斉に芽を吹き始めるのはこれからですが、ゴールデンウィーク明けに訪れてみると、キツネノボタンやジシバリといった懐かしい草花が花をつけていました。

日本の在来種の多くが絶滅に瀕する中、住民のみなさんにも里山の植物の大切さを知ってもらおうというイベントやブックレットづくりの計画も進行中です。

ひとつひとつ見ていくと、リンドウやヒトリシズカといった今では里山でもみかけなくなった草花も。
ノビル、ミツバ、コバギボウシ、ヤマジソ、ヤブカンゾウ、ワレモコウ、カキドオシ。。。。。一渡り見ただけでも30種類以上。恐らく60を越える多様な野の花がここにいてくれるのでは、と期待が膨らみます。
近く、専門家による植物の調査も実施の予定です。

里山の草花たちが、新しく生活の場を得た住民の皆さんに、季節の楽しみを運んできてくれますように。

キツネノボタンやジシバリといった懐かしい花も。
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今では里山でも稀少になったリンドウ。
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草の中にヘビイチゴの実 発見!
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