恵比寿日和

遠野滞在記:一度は遠野へ


東京は、夏を思わせるような暑い日が続いています。
そんな中、5月初めに行った遠野のことが、すでになつかしく思います。
今頃は、田植えも終わり初夏の風景に変わっているのでしょうか。

「一度は遠野へ行くといいよ」

東京で聞く「遠野=QMCH」はなんだか夢物語のよう。
西村さんの「人の居場所をつくる」を拝読してみて、
田瀬さん達のやろうとしていることがようやくわかったような・・・。

「やっぱり、一度は行ってみたい。」

 今回、GWの遠野を尋ねるチャンスをいただき
初めてのQMCHへ。


そこは、ずっと昔からこんな風景であったかのような場所でした。

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(↑あたかも以前からそこにあったような桜。10年前に植樹したとは、言われなければ気が付かない)

そして「水」も。
水が豊かに溢れだして・・・。これも田瀬さんの土地を読む力の賜物なんだとか。
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(↑こんこんと流れている井戸水。もちろん飲めます。おいしいです)


そこに、馬がいて、人がいて。
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馬と人が何気なく一緒にいる、それがあたりまえと感じる風景。)


神様がいて。

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(↑QMCH脇にあるひっそりと神秘的な場所。巨大な杉の御神木が) 


ハレの日があって。

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運良く、5月6日は駒形神社の祭事。RIMG0881_convert_sasa.jpg

馬のお祭りです。

人と馬は減ってはいるけれど、
過去から受け継がれた土地の祭りが
今もひっそりとおごそかに行われていることに、土地の人々の誠実さと時間を感じます。

そして、その場所に田瀬さんも立っていて。

田瀬さん達がこの土地にかかわってきた時間と、努力を思います・・・。

QMCHは夢物語ではなくて、思いを実現していく場所でした。
この先も、
この土地の人々と田瀬さん達QMCHと、
ここに集まるであろう人々が一緒になって、
この土地の風景をつくってゆく志。

「ただやること。」「それが風景になる」

ずっと、残っている言葉です。


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