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2013年6月の記事

まあるい田んぼ

2013-06-20 (Thu)

5×緑の里山ネットワーク「馬頭の森」のそばにとても小さな可愛らしい田んぼがあります。

 

山あいに、いかにも人の手でつくられたという風の田んぼは、まあるくて童話の中に出てくるよう。

 

仕事柄、畦の草が気になる5×緑には、「畦率」という言葉があって、畦率が高いほど良い田んぼとされています。事実、畦率の高い田は、お百姓さんがしっかりと手入れしている美田が多く、植物や生き物の宝庫でもあります。

 

馬頭の森の小さな田も田植えを終え、可愛い苗が誇らしげに一列に並んでいました。

 

 

田のなかの空をよろこぶ早苗かな           成田千空

ブログ印_MIY.jpgのサムネール画像

 

      

P6022393 (1024x768).jpgのサムネール画像

 

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タヌキモ発見!

2013-06-11 (Tue)

「あ、ギンヤンマ。。。!」

鮮やかな水色の腹部を陽にきらめかせてギンヤンマが池の水面を滑空していた。

 

栃木県那珂川町、林業振興会の「どんぐり交流会」でお邪魔した小砂の森。

山の人たちが5年計画で森の手入れをしている。

ギンヤンマをみつけた池も、寒い中地元の木こりの方々が水に入って、はびこったヨシやガマを刈ってきれいにしたのだという。

 

その池に、今は珍しくなったタヌキモという食虫植物が生息していた。

 

ちょうど「植物のこころ」という本の中で、この変わった植物のことを読んだばかりだったので荒井さん(植生調査の専門家)にタヌキモを見せられた時は、心の中で!!!とウェーブが起きた。

 

タヌキモは、水の中に捕虫嚢という小袋を形成している。

「この小袋は常に陰圧になるように調整されていて、いわばバキュームカーのような状態にある。そこへプランクトンなどが近寄り、小袋の扉に連動した所に触れてしまうと、一瞬小袋の口が開き、プランクトンは袋の中に吸い込まれてしまう」のだという。

それがあまりに早いので、先の書籍の著者の塚谷祐一氏は「何度顕微鏡で見ていても、その吸い込まれる瞬間を見ることはできない」と書いている。

 

実に面白い。

 

しかしこんなに器用でユニークなタヌキモも水質が悪くなると、途端にいなくなってしまうようだ。

塚谷氏は「都内の石神井に生えていたシャクジイタヌキモはとうの昔に絶滅してしまった」と嘆き「なんとか人間との共存を図り、保護を進めたいものである」と書き記している。

 

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         タヌキモを水から上げて紙の上においてみた

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