恵比寿日和

テイカカズラの生命力

初夏に、那須の森を歩いていて野生のテイカカズラに出逢いました。

テイカカズラは、5×緑のほとんどの緑化ユニットの側面植栽に使われており、わたしたちにとってもっともなじみの深い植物です。

発芽して2年くらいの苗を植えることが多く、過酷な都市の緑化に送り出すのが心配になることもあります。

しかしながら、森で出逢った野生のテイカの生命力旺盛なこと!
天にまでのぼるかという勢いです。
ちょうど花の季節で、満開の花を付けていたことも迫力を増す要因であったかもしれません。

これが本来のこの植物の生命力であるか、と感嘆しました。

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太い幹と満開の花
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テイカカズラの名前の由来は歌人の藤原定家に由来すると聞きます。

というと風雅なのですが、式子内親王への想いが募って、内親王のお墓にツタとなってまとわりついた、という逸話に基づくようですから、テイカカズラはやはり、とても強い植物なのでしょう。
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