恵比寿日和

薔薇の剪定

CIMG7184.JPGのサムネール画像庭のあるくらしになって17年。

引っ越してきた時は、いわゆる英国ガーデニングブームとあって、毎週末にはガーデングセンター通い、夜は園芸雑誌に首ったけ。

せっせと薔薇とハーブの苗を買いこんで、毎週のように植え付けた。

節操なく、「これは!」と思う薔薇の苗を片っ端から植えていたものだから、狭い庭は、2~3年もすれば、もうてんこもり。

それでも、何やらナチュラルガーデン風(いや、ワイルドかも)になってきて、それなりに気に入っていた。

でも、さすがに在来種を扱う5×緑に出会ってからというものは、とても自分の庭に違和感(ちょっとした罪悪感)を覚えるようになり、ことにこの数年は、かわいそうにほったらかし。

手入れをしないうちにどんどんイングリッシュローズ系はだめになってしまった。

それでも何とも強いのがつるバラ系の数種と、マリアカラスというよく知れた赤いモダンローズ。
 
この方々は、本当に何もしなくても、毎年次々と花を咲かせてくれ、「こんな私なのにありがとう」と思わず手を合わせたくなる。

ただ、つるバラ系、修景薔薇といわれる種類の方々は異様ともいえる繁殖力でわが狭い庭を席捲してくれるので、剪定するのも格闘技じみてくる。

いまだバラの剪定の仕方は、マニュアルを読んでもよくわからず、勝手にスパスパ切っている状態。

なもので、剪定後の庭は下手な散髪屋から帰ってきた田舎の男の子状態。

なのに一年もたつとまたまたぼさぼさ状態になるから薔薇の繁殖力は本当にすさまじい。
 
余談ですが、前回の句会のテーマな「薔薇」。
かくしていい句は一つもできませんでした。
(以上、言い訳でした)

                                                                                                                  

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